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第3部 源氏物語を考え注釈する

春曙抄 附裝束撮要抄

春曙抄

東北大学附属図書館所蔵 狩野文庫:4/11542/13

『枕草子』の注釈書。12巻12冊。
著者は『源氏物語湖月抄』も著わした北村季吟(1625-1705)。

跋文から延宝2年(1674)の成立であることがわかるが、刊年は未詳。頭注と本文の2段で構成され、本文には傍注を施す。作者清少納言、『枕草子』の題号、異本、注釈の参考文献についての解説を冒頭に置く。『枕草子』注釈書の内、最も流布したものであり、その文学的理解は深い学識に裏付けられ、後世に至るまで『枕草子』注釈の定本的位置を占め続けてきた。