附属図書館本館コレクション

秋田県大館出身の文学博士狩野亨吉（かのう こうきち 1865～1942）の旧蔵書で、和漢書古典を主体とする幅広い領域の資料を含んだ約108,000冊の大コレクションである。「古典の百科全書」あるいは「江戸学の宝庫」とも称される。

18,000冊を超える和算関係資料のコレクションである。主要な和算書の刊本が網羅されているほか、地方の和算家の原本・稿本類が多く集められている。天文書、暦算書、測量に関する資料も多く含まれている。

文豪夏目漱石（なつめ そうせき 1867～1916）の旧蔵書からなるコレクションで、漱石の日記、ノート、試験問題、原稿・草稿などの断片資料を含む。文庫の中心は洋書約1,650冊、和漢書約1,200冊の図書で、これは漱石旧蔵書の大部分にあたる。

旧三春藩主秋田家に伝来した古文書・蔵品のコレクション。古文書の大半は近世以降のもので、大名家の私的側面を示す詠草や肖像画、公的側面を示す内書、法規類、覚書などからなる。ほかに、古典籍や絵画、器物などを含んでいる。

附属図書館本館が所蔵する古典資料のうち、一部について画像を公開している。
【現在画像を準備中です。画像有無が「有」の資料も画像が表示されません。】

東日本大震災に関する学術文献・チラシ・パンフレットのコレクションである。ウェブ公開の許諾が得られた資料を公開している。図書、写真、過去の地震・津波の記録を一部含む。