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第3部 源氏物語を考え注釈する

河海抄

河海抄

東北大学附属図書館所蔵 狩野文庫:4/11388/10

『源氏物語』の注釈書。
四辻義成(1326-1402)著。貞治年間(1362〜1368)に成立。

本書は足利二代将軍義詮の命を受けて書かれ、著作の動機や時代の準拠、物語の名称、諸本、紫式部伝などを記している。『源氏物語』注釈史上画期的で重要な大著といえ、後世の注釈書にも大きな影響を与えた。なお、本書が依拠している『源氏物語』が、定家本系ではなく河内本系であるように、河内学派の説を継承している。