№81広報|1976.1.8|東北大学広報委員会|部局の動き教養部|12月に入って,退学者や学部学生,さらに他大学学生を含む過激派集団による暴力行為がくりかえされ,12月19日2講時以降,および20日の講義を休講とせざるを得ないという事態に立ち至った。教養部教授会はこのような現状にかんがみ,下記のような文書(昭和50.12.29付け)を学生および父兄あて送った。|東北大学教養部の現状について=学生および父兄各位へ=教養部教授会はじめに|現在の教養部においては,教養部学生ばかりでなく学部学生や退学者さらには他大学学生からなる暴力集団(総数約50名)が,授業の妨害および教職員・学生にたいする暴行や身体拘束をくりかえすという,異常な事態が発生しています。このために,大多数の学生には授業をうけたいという意思があるにもかかわらず,12月19日(金)の2講時以降12月20日(土)までのすべての授業を休講にせざるをえなくなりました。このような悲しむべき現状について,学生諸君はもとより父兄の方々にも正確に知っていただくために,この間の経緯と大学の方針について説明したいと思います。|Ⅰ 一連の事件の背景について|(1)サークル部室移転問題|さきに8月20日付文書(「教養部学生諸君および父兄各位に」)において説明したように,老朽化して危険な状態にある1113号棟・1006号棟内の部室移転については,昭和48年1月12日に教養部教授会代表(サークル活動専門委員会)と学生側代表(サークル協議会および運動部会議)との間に協定が結ばれています。移転先の新部室は,総面積において約1.35倍であるばかりでなく諸備品もよく調えられており,運動部系サークルの全てと文化部系サークルの一部はすでに移転ずみです。しかし文化部サークル協議会は,その後方針を変え,協定に従って移転することを拒否しているばかりでなく,「自主管理」と称して新部室を不法に占拠するという暴挙に出ました。|(最近のサークル協議会の動向)|本来サークル協議会とは文化部サークルの意見をとりまとめて大学と交渉するための窓口として設置されたものです。しかしながら,最近の文化部サークル協議会は,そうした健全な性格のものではなくなっています。6月17日のサークル協議会で可決された議案書によると,サークル活動の目的は「革命的主体性」の確立であり,「サークル部室斗争」とは「現下の教育機能に関する大学当局の方針と対決せざるをえない」ものなのだとされています。警察による捜索の際には,サークル協議会室からヘルメットが押収されました。壁には「……をどす黒い血の海に沈めよう」などというスローガンが,一面になぐり書きされています。さらになによりも注目すべきは,サークル協議会運営委員の多くが,ヘルメットなどで武装し暴力行為をくりかえしてい|51-1-24受領・杉山
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