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第2部 源氏物語の諸本と前期物語

源氏物語

源氏物語

東北大学附属図書館所蔵:延4/1946

『源氏物語』の写本。20冊。

全54帖を数人で分担筆写したもので、附属する筆者鑑定書によると、知恩院宮良純親王(1604〜1669)以下10名の筆となる。ただ、その書写者たちは時代的に揃わないことから、本当の書写者は別人であろう。近世の写本と思われるが、『源氏物語』としてはやや小ぶりの写本であり、巻によって異なる筆遣いを楽しめばよいものである。なお、筆者鑑定書をしたためた前田香雪(1841〜1916)は、明治時代の美術鑑定家。