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第3部 源氏物語を考え注釈する

源氏作例祕訣

源氏作例秘訣

東北大学附属図書館所蔵 狩野文庫:4/11405/2

『源氏物語』を典拠とする和歌を集成した歌書。2冊。
編者は有賀長伯 (1661-1737)、長因(1712-1778)父子。成立は安永6年(1777) 。

現存するのは東北大学附属図書館狩野文庫本と東海大学中央図書館桃園文庫本の二本のみ。狩野文庫本には独自の書き入れがある。和歌に用いる『源氏物語』の詞章をいろは順で挙げ、続けて『源氏物語』の本文や歌を典拠に用いる後世の和歌の作例860首を示す。中世から近世の人々の巻の好尚や、源氏物語和歌の享受の一端が窺える。