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第3部 源氏物語を考え注釈する

䎹源抄

𥹢源抄

東北大学附属図書館所蔵:宇8/1040

『源氏物語』の注釈書。写本5冊。

全冊とも後の表紙が付くが、原表紙は打曇り紙に「𥹢源抄」(ぶんげんしょう)と打ち付け書きされている。本書は東北大学蔵本のみの孤本。全巻、漢字片仮名交じり文で書かれる。冒頭に物語の由来、作者等について『河海抄』序などを踏まえた総論があり、本文の語句を項目として注解を付す。『河海抄』『花鳥余情』『弄花抄』などの古注を多く引くほか、宗長・宗牧らの説を集めている点が注目される。巻末に「女房装束抄」を付す。