[内容]「和ちやんが、来年、お茶の水に入る」と聞いたが「よろしかつたら、家にゐて貰へば大変、にぎやかでいいと思つてゐます」・「父上の以降も、あのままで進めず、申訳なく思つて居ります」・「いつぞやの、レオ・シエストフのニイチエとドストイエフスキー、あの当時品切で、長らく見えませんでしたが、先日、見えたので、兄様の名を言つて仙台の丸善に廻して貰ひましたが、もう、手に入れられた後だつたでせうか」など。差出：「東京市外長崎町一〇二四／阿部六郎」（封筒）・「六郎」（本文）、宛名：「仙台市土樋二四五／阿部次郎様／皆々様」（封筒）・「兄上様」（本文）

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[データ公開日]2022/3/31

[メモ]