東北帝国大学学報　第302号

[内容]耐寒皇軍演習：一月二十七日午前七時半より耐寒行軍演習を挙行した。総長、学生課長を始め七百余名の学徒が武装姿も凛々しく、法文学部運動場を進発中田四郎丸部落一帯の平野を中心に、軍事教官工藤大佐指揮官となり約一時間半にわたり南北両軍に分れて実践即応の演習を展開した/評議会：一月三十日午後一時半より本部会議室に於て評議会が開催せられた/学徒動員協議会：二月一日，同二日、何れも午前十時より本部会議室に於て理工学部第二学年の勤労動員出動に関して受入側工場の代表者の参集を得、本学より学生課長を始め理学部、工学部の代表者が主席、決戦下の学徒動員をして最大効率を発揮せしめんが為受入態勢其の他諸般の準備に付協議会を開催した。東北帝国大学理工学部第二学年学徒の勤労動員に関する受入側との協定条項/勤労奉仕：二月四日午前九時より医学部附属医院の職員並看護婦生徒一同は堤事務官引率の下に八木山に於ける亜炭採掘作業に奉仕、帰途護国神社に参拝した/航空科学研究委員会：二月六日午後四時半より交想会館に於て開催せられ神田教授の講話があった/農耕作業打合：二月十四日午後一時半より庶務課長室に片平丁関係部局代表者参集し本年の評定河原作業場に於ける農耕作業計画につき打合せをした/職員死亡：十二月二十二日　医院副手　伏屋俊彦

[種別]刊行物

[タイトルの記述レベル]書名

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