東北帝国大学学報　第251号

[内容]勲章伝達式：十月十六日総長応接室に於て左記名に対し頭書勲章の伝達式を挙行せり　勲六等瑞宝章　金研助教授　大沢与美　勲八等瑞宝章　本部司書　伊木武雄/教授会：本月中理学部に於ては十五日、医学部に於ては十六日並三十日、工学部に於ては六日、法文学部に於ては二十一日夫々教授会を開催せり/評議会：十一月十九日午後一時より本部会議室に於て評議会を開催せり/振興委員会：十一月十八日午後一時より小委員会を又十九日午後三時より委員会を本部会議室に於て開催せり/海外出張：法文学部教授　新明正道　中華民国の政情視察の為十一月十八日より一ヶ月半の予定を以て中華民国へ出張せらる/帰朝者：医学部教授　布施現之助　医学制度視察、優秀なる学生生徒に対する留学勧誘の為満州国及中華民国へ出張中の処十一月五日帰朝せらる　理学部教授　藤原松三郎　東洋数学調査の為満州国及中華民国へ出張中の処十一月三十日帰朝せらる/杉村七太郎教授還暦祝賀会：本学教授杉村七太郎氏の還暦祝賀会は本月二十三日医学部中央講堂に催さる/成人教育講座閉講式：本年度成人教育講座は十一月四日総長出席のもとに閉講式を挙行し聴講者二二九名（内婦人三一名）中修了者一六二名（内婦人二二名）に対し修了証書を授与せり/紀元二千六百年奉祝記念講演会：十一月十三日、十四日の両日午後六時より本学講堂に於て紀元二千六百年を奉祝せる記念講演会を開催、両日とも聴講者多数にして盛会を極む　講演者及講演題目左の如し　十三日　自動車機関に就て（幻灯使用）　工学部教授　抜山四郎　金鉱と金産　理学部教授　渡辺万次郎　資材愛護と不銹鋼　金研教授　遠藤彦造　超短波と航空無線（幻灯使用）　通研教授　宇田新太郎　十四日　歴史の前進　法文学部教授　大類伸　米の話（幻灯使用）　農研所長　寺尾博　自然から不自然、不自然から自然へ（映画使用）　医学部教授　佐武安太郎/事務打合会：十一月三十日午後一時より庶務課長室に於て各部局庶務主任の事務打合会を開催せり/来学者：愛国婦人会仙台支部関係者二二名は一日、東京逓信局技手二名は八日、又電気通信協会会長は二十九日各附属電気通信研究所を見学せり/大学院入学者：十一月七日　工学士　藤田道義　同　同　齋藤績/召集解除：二月八日　金研実習生　大沼富雄　十月十五日　理学部助手　柴田万年　十月二十二日　通研雇　和田重雄　十月二十六日　金研実験手　大場善九郎　十一月七日　法文学部雇　佐藤茂　十一月八日　理学部助手　小貫章　十一月二十日　本部雇　岩城利一　　同　医院小使　針生二郎/看護婦並産婆養成所運動会：十一月三日明治節祝賀式終了後本院運動場に於て看護婦並産婆養成所主催の下に本院職員連合運動会を挙行せり/レントゲン技術見習員募集：医学部附属医院レントゲン技術見習員応募者五名に対し十一月二十一日所定の学科試験体格検査及び口頭試問を施行後慎重詮衡の結果二十二日一名の採用通知せり/職員死亡：十一月二十三日　工学部助手　大堀忠雄/刊行図書：東北実験医学　三十九巻一号　同　三十九巻二号/昭和十五年十一月分患者数調（入院）　　昭和十五年十一月分患者数調（外来）

[種別]刊行物

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[現物利用申請書類]簡易利用申請書(Excel)｜http://www2.archives.tohoku.ac.jp/yoshiki/tokuteirekisi-kaniriyo.xls