阿部余四男（カ）書簡（阿部次郎・三也宛）

[内容]予定が変わって帰省しないのは残念だが「御勉強の御ために候へば、しかたなきことヽあきらめかねつヽもあきらめ候」・「私は、当地に来りて初めて世の悪、罪を見し如く感じ、之に対する考も大いに変り初め候らいしが、以来今に、両途に思ひ迷ひ居り候」（「進化論学は、心霊の方には何もいはざること」・「哲学と自然科学等とは同じく真理の究むる学に候べき」であるのに「盲人同士の突あたりの如く、水火の相容れ申さヾる如く、各一方に偏りてのみ説くやうに候はざる也」など）など。差出：「霞城／芳峯」（封筒）、宛名：「東京府北豊島郡滝川村大字元田端一〇〇／阿部次郎様／々三也様」（封筒）・「両兄様」（本文）、脇付：親展

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[データ公開日]2022/9/30

[メモ]