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12020560001232

阿部和子書簡

年代
昭和8年7月17日
資料種別
文書データ
その他の資料の種類
大学史料
形態
封書
冊数
1点(5枚)
本文の言語
日本語
解説
備考
[内容]次郎の留守中の郵便等について(一昨日と昨日の「九鬼さん」からの電報など)・「法律に反する事をしない限り、私が自由に原稿を書き、それを発表するその自由を、なるたけ早く与へて頂き度いものであります」・「リップスはまだ読んでみませんが、読みたいとは思つてゐます。けれど今の私に何と言つても一番興味のあるのは、マルクス、エンゲルス、レーニン等マルクス主義の最もすぐれた理論家であり実行者である人達が、芸術に対して如何なる考へを持つてゐたかといふ事、そして現代のマルクス主義者はそれを現代の状勢の上に如何に発展させてゐるかといふ問題です(「特に徳川時代から明治時代にかけての研究は、最も必要であると、せんに蔵原惟人が書いて居ましたが、私もさう思ひます」など)・「結婚といふ事を考へると、私は一つの大きな不安を感ぜずには居られません」(「自分一人で食べて行かれる様に自分をしたいと思ふ願ひは、此頃私の心の中に燃えてゐます」など)など。差出:「仙台市土樋二四五/阿部和子/千枝子」(封筒)・「和子」(本文)、宛名:「栃木県那須郡那須/第二近光荘五/阿部次郎様」(封筒)・「父上様」(本文)
「利用制限]全部公開
[データ公開日]2022/9/30
[メモ]
画像有無
請求記号
記念館I連名-25-1
部局のレコードID
MNTS-000052-001232
所蔵部局名
史料館
コレクション名
メタデータ自体の権利情報
レコードID
12020560001232
個人・関連団体文書
団体(同窓会等)や個人等から収集した東北大学の歴史や学術研究に関わる資料です。

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