[内容]宮城病院（後の医学専門部附属医院）の設立間もない頃の写真。玄関（病院出入口）付近の建物の構造を、東北大学史料館・東北大学関係写真データベース所蔵の同病院写真（大正年間）と比較すると、後に庇や昇降口が整備されることがわかる。この点、史料館所蔵の『年報綴 明治四十四年度以降』の記載に照らしてみると、「大正元年度医学専門部年報丙号表」に「渡廊下幷庇」とある。また「大正二年度年報丙号表」にも「渡廊下幷昇降口」とあり、この時期から建設が始まったと推定できる。いまだ庇等を備えていない構造からして、本写真は明治末～大正初年にかけて撮影されたものと考えられよう。＼[タイトルの記述レベル]ファイル名＼[件名データ]＼[移管受入年]その他＼[利用制限]全部公開＼[利用申請書]利用請求書(Excel)>http://www2.archives.tohoku.ac.jp/yoshiki/tokuteirekisi-seikyu.xlsx＼[備考]＼[データ更新日]