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阿部襄書簡

Title(Kana)
アベノボルショカン
Year
(昭和11年)6月15日
Material Type
文書データ
Other Material Type
大学史料
Form
封書
Number of Volumes
1点(4枚)
Language
日本語
Description
Notes
[内容]「私の結婚のこと」について「畑井先生」(畑井新喜司カ)にも伝えた所「表向に、女と結婚するとなると、どうしても、浅虫に、置くわけに、いかないから、出れとのことでした」(若し、私の結婚を、承知すると、すれば、その様な、結婚を、奨励する形になるし、将来、学生を浅虫に送る親達は、我子を心配し、次第に、浅虫に、学生を送ることが少くなり、研究所の建つた意義が、薄い結果になる。それを恐れて、先生は、厳しい手段を、とらなければ、ならないとの御言葉でした」)が「しかし、先生の御希望としては、今直ぐ、大学は止めずに、まづ、南洋での研究を、まとめ、その後に、止してもらひたいとの事でした。その間は、その女と交際してもいゝから、大学に、居て、まづ、論文を、書けとの事でした」(「先生と、私との間、少しも角張らずに、温和に、進みました」ことは「皆、御叔父上様方の御力の御蔭で、ほんとに、有難く、感謝申し上げて居ります」)・「今後」は「喆夫様の行つて、おいでの牛込女学校で来春から、働けるらしい由ですが、そこに行つても、何か生きると、思ひます」など。差出:「青森県浅虫、東北帝国大学臨海実験所/阿部襄」(封筒)・「襄」(本文)、宛名:「仙台市土樋二四五/阿部次郎様」(封筒)・「次郎叔父上様」(本文)、脇付:御侍史
「利用制限]全部公開
[データ公開日]2023/3/31
[メモ]
Images
Call Number
記念館Ⅰ襄-3
Department
史料館
Collection
個人・関連団体文書
Copyright of Metadata
Record ID
12020580000895

管理用項目

Holder of Material
東北大学史料館